研究室 -Laboratry-

青木グループ

研究課題名 ERK活性伝播による3次元形態形成制御の構成的理解
研究代表者 青木 一洋(岡崎統合バイオサイエンスセンター・教授)
目的・意義 集団として細胞が運動する「細胞集団運動(collective cell migration)」は、胚発生や創傷治癒、癌の浸潤といった組織の構築過程に見られる細胞運動様式の1つである。細胞集団運動の分子機構は、その多様性や複雑性から、単一細胞の細胞移動と比べて解析が進んではいない。細胞内のシグナル伝達系というある種閉じた反応系が、どのようにして多細胞の集団運動を協調的に制御しているのか、特に細胞と細胞の間のシグナル伝達と3次元形態形成との関連については、ほとんど明らかになっていない。申請者は、ERK MAPキナーゼの活性の伝搬方向に向かって細胞が集団運動することを明らかにしつつある。しかし3次元の組織構築において実際にERK活性の伝播が細胞集団運動を引き起こしているのかは自明ではない。
本研究は、「ERK活性伝播による細胞集団運動機構と3次元の形態形成の制御機構の解明」を目的とする。これらの研究を通じて、シグナル伝達系の細胞間伝播による3次元形態形成のロジックを明らかにする。
期待される成果 ERK活性伝搬による3次元形態形成の動作原理を解明し、光操作により3次元形態形成を制御できるようになることが期待される。
班員との連携 申請者は種々のFRETバイオセンサーを開発しており、バイオセンサーの供与やイメージング技術の提供等を通じて当該領域の発展に貢献したい。
Webサイト https://sites.google.com/site/qsimulationproject/
ERK活性伝播による3次元形態形成制御の構成的理解

平成27年度〜31年度 文部科学省科学研究費補助金新学術領域研究(研究領域提案型)生物の3D形態を構築するロジック

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